Last Updated on 2025年8月31日
いざ日本を出国し、無事に海外の目的地に到着!
さて、現地でさっそくブログを更新しようとブログの管理画面にアクセスしようとしても、エラーが出てログインできません…なんで!?

このようにパニックになった方に(私です)、今回はブログの管理画面に”403 Forbidden nginx“というエラーが発生した場合の対処法をお伝えします。
なお、これは私の経験をもとにしたものおり、全てのエラーの解決策とはならないかもしれませんので、ご参考程度にお読みください。
Contents
「403エラー」が出る理由
海外からWordPress等のサイトが閲覧できない主な理由は、ご利用のレンタルサーバーがセキュリティ対策として国外アクセスを制限している状態で、ユーザーが海外のIPアドレスからアクセスしようとしている場合です。
日本でブログを始めた多くの方は「エックスサーバー」や「Conoha Wing」「さくらインターネット」など、日本国内のレンタルサーバーを利用していると思います。
この場合、レンタルサーバーのセキュリティ対策の一環として、日本国外IPアドレスからのアクセス制限がデフォルトとなっています。これによって海外からの不正なアクセスに対するセキュリティを強化することができるからです。

この制限はサイバー攻撃を防ぐのに有効ですが、同時にユーザーが海外の公共Wifi等でアクセスしようとすると、サーバー会社は海外のIPアドレスからの不正アクセスだと認識されアクセスすることができません。
対応方法はふたつ
この問題の対処法としては、レンタルサーバーの管理画面で国外アクセス制限を解除するか、海外から日本サーバーへアクセスできるVPNサービスを利用などの方法があります。
レンタルサーバーの管理画面で国外アクセス制限を解除する方法
レンタルサーバーの管理画面から簡単にセキュリティの設定を変更できます。
一般的な方法として、レンタルサーバーの管理画面にアクセスし、コントロールパネルにログインします。
「サイト設定」や「セキュリティ設定」といったメニューに含まれる「国外アクセス制限」や「海外セキュリティ対策」といった項目を「無効化」もしくはアクセスを制限することで解除完了です。
さくらインターネットの場合
コントロールパネルを開き、「セキュリティ」の項目から「国外IPアドレスフィルター」をクリック

「国外IPアドレスからのアクセス制限」のデフォルトは「有効(制限する)」となっており、管理画面や海外からのコメントの制限が有効となっています。
全てのアクセス制限を「無効」とするか、「有効(制限する)」として「管理画面の制限を有効にする」を外して管理画面の制限だけ無効としましょう。

注意点
国外アクセスの制限はセキュリティレベルの低下を意味します。
国外からのアクセスを許可すると、サイバー攻撃のリスクが高まる可能性があることを念頭に置いておきましょう。
VPNサービスを利用する方法
上記レンタルのセキュリティ対策レベルを下げ海外でもより安全な状態でサーバーを使いたい場合は、VPNサーバーの利用がおすすめです。
海外からレンタルサーバーをはじめ各種日本のサービスを利用する際に、予め日本のサーバーに設定しておくことで、WordPressなど海外で利用ができないサービスでも使えるようになります。
VPNサービスは様々な国や地域にサーバーを設置しているため、契約して利用すれば日本や世界各国の様々なサービスを使用することが可能です。
VPNサービスはインターネット上で情報を暗号化させるため、ハッカーなどからのぞき見を防ぐことも期待でき、よりセキュリティを強固になり安全性が高まります。
私の場合(1カ月だけ契約)
出国後数日は空港やホテルのWifiを利用予定でセキュリティ対策に不安があったため、Nord VPNの一カ月プランを契約しました。
VPNに接続し、接続先を日本に設定した状態でWordPressの管理画面にログインすれば、日本にいる状態でより安全にでWordPressの編集ができるはず。
しかし私の場合、接続先(国)を指定せず、自動で海外(トランジット先のトルコ、フランス)につながっていたため、アクセス制限にひっかかり、分からないの沼にはまりました…。
終わりに
記事自体はさらっと書きましたが、この問題の解決方法にたどり着くまでかなりの時間がかかりました…。
海外生活は、まだまだ慣れそうにありません。