【留学準備】Surface Proは海外留学の強い味方

Last Updated on 2025年8月19日

海外留学で最も心強い相棒のひとつになるのはノートパソコンではないでしょうか。

授業、グループワーク、論文執筆、さらには日々の情報収集まで、ほとんどの知的活動はパソコンを介して行われると思います。

私自身、海外の大学院への進学を控えるなかで、長らく連れ添ったパソコンのバッテリーが弱っていることが気がかりでした。

そこで思い切って新調したのが、2025年6月に発売されたSurface Pro 12インチです。

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実際に手に取り、また家電量販店のPCプロフェッショナルに相談しながら選んだものなので、間違いなく買ってよかったと思っています。

本記事では、私がSurface Proを購入した理由と実際に感じた魅力、そして少しばかり残念ポイントまで、留学生の視点で熱く語っていきます。

quiyo(キヨ)
quiyo(キヨ)

とはいえガジェット系に疎め、タブレット初心者視点でのレビューです

Surface Pro 12インチの特徴

スペック

スペックは以下のとおりです。

Surface Pro仕様(Microソフト公式サイトより引用)
デバイス
2-in-1
ソフトウェア
Windows 11 Home

Microsoft 365 Personal (24か月間のサブスクリプション)10
バッテリー駆動時間
最大約 16 時間のローカル ビデオ再生最大 12 時間のアクティブな Web 使用
電源アダプター
電源アダプターは付属しません
ディスプレイ サイズ
タッチスクリーン:12 インチ PixelSense™ LCD ディスプレイ3
ポート<
USB-C®/USB 3.2 ポート x 2
カメラとビデオ
最大 4K
接続
Wi-Fi 7
本体の重量
686 g 
キーボードの互換性
Surface Pro 12 インチ キーボード
プロセッサ
Snapdragon® X Plus (8 コア)
ニューラル プロセッシング ユニット (NPU)
Qualcomm® Hexagon (45 TOPS)
グラフィック
Qualcomm® Adreno GPU
RAM
16 GB の RAM
ストレージ
最大 512 GB

特徴

1. 圧倒的な軽さと持ち運びやすさ

タブレット本体の重さはわずか686g、キーボードとペンを合わせても1kg強です。

現在メインで使用しているPCも1.2kg程度と軽量な方だと思いますが、お店で持ちあげた時の軽さには感動しました。たかが400gでも、その差は大きいです。

2. 長時間駆動のバッテリー

Surface Proのバッテリーはインターネット接続の状態で最大12時間駆動とされています。

特に留学先の図書館や教室ではコンセントが限られていることも多く、電源をつながなくても長時間利用できるのは大きな安心感につながります。

3. タブレットとPCの二刀流

Surface Proはキーボードが別売となっています。ノートパソコンだけではなく、タブレットとしても活用できるのが最大の特徴です。

PDFをダウンロードすれば直接書き込みができるので、手書きでマーカーを引いたりメモをとったり、電子書籍のリーダーとして部屋で寝転がりながらの読書も可能です。学びのスタイルを自由にカスタマイズできる柔軟性があります。

4. Microsoft純正ならではのOffice環境

MBAプログラムではPowerPoint、ExcelやWordが必須ですが、Surface ProはMicrosoft純正機だからこそOfficeとの親和性が抜群です。12インチモデルは24月サブスク制で、最初は戸惑いもありましたが、常に最新バージョンを使えるのはむしろ合理的で安心材料となると思います。

併せて購入した周辺機器

その他付属品、PCを持ち歩くためのリュックも調達中です

タッチペン付きキーボード

Microsoft純正品。キーボードの色はフランスの地中海さながら?オーシャングリーン。

液晶保護フィルム(覗き見防止機能付き)

覗き見されたくないので必須アイテム。

PD充電器

本体に付属していないことを後から知り、後日あわてて購入(詳述します)

ノイズキャンセリング機能付きワイヤレスイヤホン

初のワイヤレス。学校から動画コンテンツ付きの宿題が課されたので、外出先でも視聴できるように購入したもの。

滞在先や学校の図書館等は賑わっていて集中を妨げるところかもしれないので、ノイズキャンセリング付の高性能のものを購入しました。

私がSurface Proを選んだ理由

軽量で長時間に耐えるスペックは留学生活に不可欠な条件

MBA留学では一日の大半をパソコンと共に過ごすことになります。午前中は講義、午後は図書館でのリサーチ、夕方はグループワーク、そして夜は自宅で自習と、気づけば十数時間もPCを開いていることも珍しくないと聞きました。そこで重要になるのが「軽さ」と「バッテリー持ち」です。Surface Proはタブレット本体がわずか686g、キーボードを装着しても1kg少しという圧倒的な軽さは魅力的です。そして最大12時間駆動するバッテリー性能。実際に朝から夕方までコンセントを探さずに作業できるので、外出中の不安要素が減ります。

Microsoft Office365は学生生活の安心材料

MBAプログラムではPowerPoint、Excel、WordといったMicrosoft Office365のソフトが使えることが大前提です。

グループワークの準備でスライドを深夜まで仕上げたり、統計学や定量分析などの知識を駆使してExcelでデータを分析し、Wordでレポートを提出する。こうした学業優先の生活を考えると、Microsoft純正であることは互換性の心配がなく、動作も軽快で大きな安心材料となります。

ただし、Microsoft 365が無料で使えるものと言う認識しかない私にとって、このモデルは24月サブスク性であることに最初は少し抵抗がありました。でも、常に最新の機能やセキュリティが自動的に反映されるという安心感は、むしろ大きなメリットです。

タブレットとしての自由度が学び方の幅を広げる

Surface Proの魅力を語るうえで外せないのが、タブレットとしての柔軟性です。授業中に配られるPDF論文を開き、Surfaceペンで直接メモを書き込む。自宅ではKindleで課題図書を読んだり、寝転がってリラックスしながら日本語の本を読んだり。気になった部分にサッと手書きで補足できるのは便利です。

オリジナルAIを育てる新しい楽しみ

Surface Pro12インチを選んだ決め手のひとつが「AIを自分仕様に育てられる楽しみ」です。これまでChatGPTにアカウントを作り、なんとなく使ってきましたが、留学生活が始まる今こそ、AIを本格的に自分の学習パートナーへと育てていくチャンスだと考えています。日々の学習記録やリサーチのスタイルをAIに学習させれば、次第に自分だけの参謀のような存在に育っていくと思います。その過程そのものが楽しみであり、学びを効率化する実験にもなると思います。

実際に使ってみた感想

Surface Proの魅力を一言で表せば「スタイリッシュで頼れる」ことに尽きます。

プラチナカラーの本体はシンプルで洗練されており、カフェで取り出すたびにウフフと気分が上がっています。薄さと軽さのおかげでバッグの中でも邪魔にならず、取り出す所作までスマートに感じられるほど。ただし使い始めて気づいた点もあります。起動は以前のSurfaceより若干遅く感じる瞬間があり、タッチパネルは感度が良すぎて意図しない反応をすることもありました。これは慣れの問題かもしれませんが、初めての方は戸惑うかもしれません。

正直ベースの残念なところ

Surface Proにもいくつか「惜しい」と感じた点があります。

まず、充電器が別売りであること。充電にはUSB Power Delivery (USB PD) 規格で27W以上対応のUSB-C 電源アダプターが必要となります。これはもう世の中の常識で多くの方にとってはもはや当たり前のことなのか、家電量販店の担当者からはこの説明がありませんでした。最初の外出先でバッテリーが切れ、これまで使用していたモバイルバッテリー用の小ワットのケーブルとiPhoneようのアダプタでは反応せず、作業が滞って困りました。

また、接続端子はType-Cのみとなります。端子は2口ありますが、USB-Aやイヤホンジャックがないため、従来の周辺機器を使いたい人は変換アダプタが必須となります。

さらに、カラーバリエーションにシャンパンピンク色(Microsoftの正式名称はサンドゴールド)がなかったことも個人的には残念でした。キーボードのタッチパネル操作も慣れるまでは使いにくく、Microsoft 365がサブスク制である点にも最初は戸惑いました。

ただ、それでも「留学の相棒」としての魅力が勝るため、不満を補って余りあるというのが率直な感想です。

終わりに それでもやっぱり魅力的なSurface Pro

1週間ほど使ってみて思うのは、私にとって最高の選択だったということです。

MBA留学では常に移動が伴い、限られた時間で最大の成果を出す必要があります。軽量・長時間駆動・ノートにもなる柔軟性を備えたSurface Proは、まさにその要求に応えてくれる心強い存在です。

といいつつ今はまだ全然使いこなせていないので、今のうちにいろいろ開拓しようと思います。

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