Last Updated on 2025年8月4日
こんにちは、chiyoです。
今日はMBA関連のおすすめ本をご紹介します。
なんと、対象は13歳と子ども向けのものです。
本の概要
自分の頭で考える力が身につく!13歳からのMBA 単行本 – 2023/6/13
中川 功一 (著)
「はたらくって一体なんだろう?」「仕事ってなんだろう?」皆さんは仕事に対してどのようなイメージをお持ちですか? いつの日からお金を稼ぐためには、悪いことをしなければ稼げない、仕事は誰かを出し抜かなければダメだなんて思うようになってしまったのでしょうか? 本書は皆さんに「はたらいて、お金を稼ぐ」ことの正しいイメージをご紹介します。また会社員が多い日本では部署の専門家になる人は目指しやすくても、アントレプレナー(起業家)精神は養えません。本書ではやさしく簡単に起業家とはどのような考え方を持てば、良いのかその方法を紹介します。
どうしてこの本を手に取ったかというと、入学前からMBAの授業についていく自信がなくなったからです。
プログラムは多岐にわたります。
マーケティング、会計学、リーダーシップ、戦略論など。
おまけに私が留学予定のプログラムは超インテンシブで、アメリカのフルタイムMBA生が2年かけて学ぶことを1年足らずで学びます。
しかも、英語で。
果たして短期間で本当に修了できるのだろうか。
しばらくMBA関連本を手に取りました。
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しかし、わかっっているのかわかっていないのか、いまいちわからない……。
そんな時、地元の図書館で子ども向けの本棚を眺めていた時に出合ったのがこの本でした。
冒頭には、経営学の出発点についてこう書かれています。
誰かの悩みを上手に解決すること
MBAというのは、経営学のマスターと紹介されています。
当たり前かもしれませんが、MBA、つまり経営学修士は、取得者にビジネスでの問題解決が大いに期待される学位です。
さて、そもそも「経営」とは何でしょうか。
この本ではこのように書かれています。
経営という言葉の意味
「経」は正しい道の意味。(中略)「営」は、考えて実行すること。(中略)経営とはつまり、正しい道を行くために、考え、実行すること。お客様も、社会も、仲間も、あなたも、皆を幸せにするのが正しい道のはずです。
そもそもこれから学ぶ経営とは何か、初歩に立ち戻って考えるのに最適な一冊です。
難しいことは何も書かれておらず、むしろ当たり前すぎて見過ごしているかもしれない考え方に出会える本です。
この本での気づき
「MVP(ミニマム・バイアブル・プロダクト)」という発想
商品であれば小型のものを、アプリであれば最小限の機能を備えたプロダクトを作ること。
商品やサービスを作るのが上手な人は、すぐにかたちにできる人。
完成形だと思えるまでずっと考えて答えを出さずにいるよりも、作っては直し、作っては捨てる…を繰り返す方が正解に近づきやすい。
ユニクロ創始者の柳井正さんも自身の人生を振り返ると「1勝9敗」だとおっしゃっているそうです。

このサイトもまだまだ改善の余地があります。トライ&エラーを繰り返しながら、より面白く、深みのある留学ブログを目指していきたいです。
アリストテレスの「ロゴス・パトス・エトス」
これは「ロジカルシンキング」の項目で紹介されているアリストテレスの「人に話をするときの秘訣」です。
ロゴスは論理、パトスは情熱、そしてエトスは道徳を意味します。
紀元前384年生まれのアリストテレスは、人の本性を「知を愛するもの」と説きました。
彼自身、哲学、自然科学、政治学など、様々な分野に興味を持ち、物事の本質を追究しました。
ロジックばかり際立っていても、心がこもっていなかったり、道を外れていては、関係者にも、社会にも歓迎されません。
改めて、本のご紹介