Last Updated on 2025年11月11日
フランスのスーパーを歩いていると、日本では見かけない豆の缶詰がずらりと並んでいます。
ひよこ豆、レンズ豆、白いんげん、そしてharicots rouges(アリコ・ルージュ)という赤いんげん豆。
ある日、これがひと缶1ユーロを切る値段で山積みになっているのを見て、ふと頭に浮かびました。
「もしかして、これであんこが作れるのでは?」
このharicot rougeが使えるなら、現地の材料だけで和菓子が作れるかも。
そう思うともう、試さずにはいられません。

缶を開けてみる
さっそく缶を開けてみましょう。

豆は意外としっかり形を保っています。
見た目は大納言より一回り以上大きく、色も少し明るめの赤といったところです。
砂糖は添加されていないので、もちろん味は甘みはありません。
400gの缶詰ですが、中身の豆は実質250gほど。
これなら、ちょっと試作するのにちょうどいい量です。
あんこの作り方(甘さ控えめ)
今回は控えめな甘さで試してみました。
豆200gに対して砂糖50gの割合です。
1. 缶詰の豆をざるにあけ、水気をよく切る。

2. 鍋に豆を入れ、豆が浸るくらいの水を加えて弱火で加熱する。

3. 次第にアクが出てくるので取り除く。

4. ヘラなどで底から混ぜる。水分が減ってくると一気に焦げやすくなるので要注意

5. 水分が飛んだら火から降ろし、バットにならして熱を取る。

早速試食
味見をしてみたら、豆のホクホク感は弱め、皮も少し硬め。大納言に比べるとやや歯ごたえが残ります。
でも、あんこに似た優しい甘さがありました。
やはりあずきにはかないませんが、バターと一緒にバケットに塗っても美味しそう。
鹿の子にも挑戦してみた【失敗】
せっかくなので、豆を少し残してあんこだけの鹿の子(かのこ)を作ってみました。

しかしあんが硬いので、豆をくつけてもすぐに取れてしまいました。

溶かした寒天を塗り込んで固めてみたのですが、やはりあんこが硬すぎてうまく絡まらみませんでさた。

でも、まだまだ試行錯誤の余地はありそうです。
和菓子作りに火がつきそう
haricots rougesの水煮缶は、どこのスーパーでも簡単に手に入り、しかもとても安価です。
ちなみに近所のスーパーでは米粉(complet)も見かけました。

現地の食材で和菓子を作るための第一歩としては、かなり有望な素材だと思います。
次は
・水加減を調整する
・少し砂糖を増やしてみる
・塩をひとつまみ加えて味を締める
・豆を裏ごししてこしあんに挑戦
などを試してみたいと思います。
フランスで手に入る材料だけで和菓子が作れるようになれば、友人へのおもてなしや日本の味が恋しいときにも心強いです。
近いうちに、haricots rougesを使ったあんこの改良版レシピをまたご紹介します。
最後に、フランスの豆で和菓子、意外といけます!

