Last Updated on 2025年10月10日
留学生活が始まって1ヶ月が経ちましたが、現在もオンラインで英会話レッスンの受講を継続しています。
レッスンを始めたのは昨年12月で、当時はMBA受験に当たってのインタビュー対策が目的でした。
留学中の現在、英語を話せるようになるのはもちろんですが、当初とはまた別の理由からレッスンを継続しています。
今回は最近のレッスンの受講状況と、私が受けているビズメイツを改めてご紹介します。

体験レポ系の記事が多めですが、実際に使ってみて、本当におすすめできるものだけをご紹介していますのでご安心を!
留学中も英会話レッスンを受けている理由
留学中に英語を「学ぶ」機会は意外とない
学校が始まってから英語漬けの日々ですが、英語、特に英会話が上達しているようには思えません。
その理由として考えられるのは、外国に住み、学校に通っているような状況だからこそ、「外国語で学ぶ」ことはあっても、発音の改善やボキャブラリーを増やすといった「外国語を学ぶ」ことがほとんどなくなったからだと思います。
私は現在、ビジネススクールに通っていて、AIやサステナビリティに関する講義を集中的に受けています。授業は基本的に1日2コマ、授業時間は合計6時間。早口な先生の話を必死にメモしていますが、何を説明しているのかさっぱりわからないことが未だに多々あります。
そしてそれ以上に困っているのが、ディスカッションの場面。どの授業でも近くにいる人や、固定チームでディスカッションをし、問いへの答えを準備しますが、そもそも話の内容が分かっていないことがあります。このような状況で逐一日本語への翻訳を試みたり、分からない単語の確認や文法のミスを気にしていては、議論についていけません。
自分の意見を伝えたつもりでも、相手の反応が薄いことが多々あります。その理由はおそらくふたつあり、言葉足らずのために意図が正しく伝わっていないこと、もしくは私が質問内容を理解しておらず、相手の質問への答えを出せていないこと。
当初は環境に慣れれば話せるようにもなると楽観的に思っていましたが、一向に慣れず、むしろディスカッションの時間自体が嫌になってしまいました。
そこで英語での会話量を増やすこと、また、発言内容でおかしな部分を指摘してもらうためにレッスンを受けています。
私が受けているビズメイツのレッスンは1日1回25分。毎日欠かさず受講する優等生には程遠いですが、授業後に何もない日は必ず予約を入れ、学校のオンラインミーティング用の部屋を借りて英会話レッスンを受けるようにしています。
レッスンを受けられるのは日本時間の5時から24時30分。おまけにフランスと日本の時差は現在7時間。受けらえる時間は限られています。授業が終わった後、グループワークが長期戦になりそうなときは、チームメイトに「ちょっと英会話のレッスンを受けてくる」と伝えて英会話レッスンを優先することもあります。チームメイトは私の英語力を理解しているので、私の離席を非難する人は誰もいません(苦笑)。
授業で学んだことをアウトプットし、学習効果を高める
授業が始まってから、留学先の授業で学んだことについて講義中のメモを見返すなどして復習するようにしていましたが、内容をしっかり理解しているのかいまいち自信がありませんでした。
そこで最近の会話レッスンでは、平日の多くはトレーナーには聞き手に、私がスピーカー役となり、その日に受けた授業の内容について説明し、それについてディスカッションをするといったスタイルを取っています。
レッスン時間は25分と限られているので難しいのですが、これによって英語で考え、話す機会となるのはもちろん、授業で学んだことの解像度が高まっている気がします。
トレーナーに説明しようとすると、「あれ、ここはどういうことだっけ?」と詰まる瞬間があります。それが、説明できない部分=まだ消化できていない部分です。こうした知識の穴に気づき、すぐに授業資料を見返したり、翌日の授業までに確認したりすることで、学びをその場で定着させることができます。これは、ただ授業を受けるだけでは得られない大きなメリットです。
私が受講しているビズメイツは、あくまでビジネス特化型のオンライン英会話です。トレーナーはフィリピンを拠点としていますが、全員がビジネス経験者です。単なる日常会話ではなく、どうすればビジネスの場面でより論理的、かつ効果的に伝えられるかを意識しながらフィードバックしてくださいます。
ビジネススクールの授業というと実践的なものが多いかと思っていたのですが、アカデミックな要素が強く、専門性の高い内容ばかりです。この英会話レッスンを英語でのプレゼンテーションの予行演習の場として捉え、継続することで、英語力だけでなく、プレゼン能力やロジカルシンキングも身につくと思います。
ほめてくれるトレーナーから元気と勇気をもらう
これは精神的なサポート要素が強めな、重要な理由です。
慣れない外国での生活や授業で飛び交う複雑な専門用語、そしてディスカッションでのプレッシャーなど、正直なところ、留学生活はストレスが溜まりがちです。
受講当時に相性の良い先生に出会い、それ以降、レッスンの3分の2以上をそのトレーナーにお世話になっています。トレーナーもすっかり私のことを覚えてくれていて、留学中であることやクラスメイトとの会話に困っているといった私の状況を把握してくださっています。英語に関する悩み相談をすると、いつも「大丈夫だよ、確実に上達している」などと励ましてくださいます。
留学先の授業では、間違いを恐れて発言をためらってしまいがちですが、このオンラインレッスンは、安心して間違えられるセーフティネットのような感覚を抱いています。
この表現は不自然だろうか?ほかに良い言い回しはないだろうか?といった不安を、トレーナー相手なら気にせず試すことができます。ここで指摘された点を別の場で意識して使うというサイクルを回すことで、インプットとアウトプットの質が少しずつですが上がっている気がします。
最後に
MBAプログラムでは、非常にレベルの高い授業が展開されます。
せっかくMBAプログラムにジョインしてさまざまな機会に恵まれても、英語がまともにできない状態だと、私のように授業についていけず、ディスカッションもまともに加われず、素敵な仲間ともろくに仲良くなれないという、いろいろなチャンスを失うという辛い目にあいます。
MBAに限らず、仕事で英語を使う場がある方は、英会話はできるに越したことはありません。
ということで、今回もビズメイツ推しで筆を置きます。
興味を持ってくださった方は、ぜひ下記のリンクを覗いてみてください。一緒に頑張りましょう!
 
 
