Last Updated on 2025年8月13日
こんにちは。
前回の投稿(2024年12月)からだいぶ時間が経ってしまいました。
この間、受験準備に出願、退職、進路決定など、多くのことを経験し、置かれた状況も大分変わりました。
Contents
9月から社会人留学。フランスへ
この秋から南フランスの大学院への進学が決まりました。
約1年のかなりインテンシブなプログラムで経営分野の修士号取得を目指します。
今はビザやアパートを借りるための準備を進めているところです。
受験を決めてから進学先が決まるまでの期間は不安定な毎日でした。
キャリアや安定を捨てる価値はあるのか。
自分はなぜ学びたいのか。
これから何をしたいのか、できるのか。
今まで避けて通ってきた本質的な問いへの答えを探す日々。
でも、その時間は自分自身と深く向き合う機会となりました。
正直今でも明確な答えが出たわけではありませんが、問い続けたことで留学の道が開けたと思います。
キャリアブレイクという選択
2025年6月現在、働くことを一時的に中断し、学ぶことと執筆が生活の軸となっています。
この選択は安定や社会人として築いてきたものを手放すことであり、漠然とした不安を伴っています。
毎月銀行に行って社会保険料などを現金で納めていますが、働くことは一方的なものではなく、職場から恩恵を授かっていたことを痛感しています。
でも、同時に今までずっと「このままでいいのか」とどこかで感じていた自分に、正直になれているような気がします。
「いつかできたらいいな」ではなく、「今やる」と決めたからには、後悔のないよう、毎日を丁寧に生きていきたい。
このキャリアブレイクが、留学期間だけでなく今後の人生の選択肢を広げてくれると信じています。
ブログ再始動
このブログは2024年9月に開設しました。
当初は留学受験の準備や語学学習の進捗と成長記録をリアルに記録しようと考えていましたが、実際には受験と仕事の両立で余裕がなく、更新が止まってしまいました。
ようやく時間が取れるようになった今、このブログをもう一度立ち上げ、これまでの軌跡や留学情報等を中心に整理し、発信していきたいと思います。
今後は大き3つのく3つのテーマに分けて発信の幅を広げていきたいと思っています。
1.学び――語学学習、留学準備、修士課程留学について
留学準備の流れや、英語・フランス語学習、そして授業内容や学んだことなどを綴っていこうと思います。
留学先はフランスですが、授業は英語で行われます。
英語がまだまだ発展途上で、英語対策が喫緊の課題です。また、経営学の基礎知識もない状態なので、留学までに埋め合わせをしようと思っています。
留学までの限られた時間の過ごし方なども書いていこうと思います。
2.暮らし――南仏での日常や旅、キャリアについて
フランスでの住まい探し、生活用品の準備、地域との関わり方など、異国で暮らすことについて書いていきます。
生活が落ち着いてきたら、週末のアクティビティや旅行など、南仏暮らしの中の日常と非日常を紹介したいと思います。
また、キャリアブレイク中の私にとって、留学は今後のキャリア構築を見つめ直す時間でもあります。40歳前後での海外留学とキャリアの再構築についても書いていければと思います。
3.紡ぎ――日本の茶の湯やフランスのワインでアール・ドゥ・ヴィーヴルの実現
このテーマは、今回新たに追加したものです。
「つむぐ」って何だと思われてしまいそうですが、学びや暮らしを文化に昇華させていくことを目指します。
私は日本で茶の湯を学んでおり、留学先にも着物と抹茶を持ち込んで、茶の湯のある暮らしを続けようと思っています。
日本という文脈から切り離された土地で、どのような茶の湯ができるか。この問いの答えを考えたいと思います。
また、ワインも大好きです。
ワインといえば、フランス文化の象徴のひとつ。ワインの背景にある土地や人の営みには、日本のお茶にも通じるものがあると感じています。
ワインとお茶。異なるようでどこか重なり合う「飲む文化」や「もてなしの文化」を通じ、文化の可能性を模索できればと思っています。
このテーマの内容は留学生活を通して少しずつ形にしていければと思います。
最後に 旅はすでに始まっている
渡航は8月末を予定していますが、この旅はすでに始まっていると思います。
ビザ申請、住まい探し、保険の手配、荷造り、語学の追い込み…。
今でもやることは山積みですが、焦らず、着実に次の目的地へ。
時々のぞいていただけたら嬉しいです。