【留学準備】海外留学手続きまとめ 前編(進学先決定から出国まで)

Last Updated on 2025年9月30日

進学が決定してから出国までにやるべきことをまとめてみました。

必ずやるべきこと

学生ビザ申請

進学が決まり次第、取り組むべき重要事項のひとつです。

キャンパスフランス(フランス政府留学局)での手続きとオンラインでの面接、そして大使館での申請(書類手渡し)という2段階を踏む必要があり、手間と時間がかかります。

公式な順番としては、キャンパスフランスでの手続完了し、大使館に提出する書類の準備が整った段階で大使館に申請予約となっています。しかし大使館の予約の枠は限られており、特に7、8月はフランスの新学期に向けた留学生による申請数が多いためか、すぐに枠が埋まってしまうようなので、できるだけ早く申請日の枠を確保しておくと安心です。

入学許可書の取得

学生ビザ申請にあたり、原本の提示が求められます。私の学校はPDFしかもらえなかったため、特別に原本を郵送してもらいました。

在留届提出

出国の3ヶ月前からオンラインで提出できます。

住居探し・契約締結

こちらも学校が決まり次第取り組みたいことのひとつです。7月になると、よい物件はほとんど残っていません。私は学校とパートナー協定を結んでいる不動産会社3社のウェブサイトを見ていました。

気になる物件を見つけたら、すぐにコンタクトを取ってみましょう。

住宅保険の加入

フランスでの賃貸契約時、住宅保険の加入は必須です。

航空券の確保

早いほど費用を抑えることができます。

海外転出届の提出

海外での滞在期間が1年以上の場合、原則届出が必要です。転出予定日(渡航日)の15日前から提出できます。

CVEC登録

高等教育機関に長期滞在する場合、登録必須となります。

お金の管理

長期留学にあたり海外転出届を出して日本に住所がなくなる場合、銀行口座などが使えなくなる場合があります。また、日本のオンライン銀行なども海外のサーバー経由ではログインができなくなることがあります。一度資金管理や現地の決済手段などをよく確認しておきましょう。

ケースバイケースで必要なこと

荷物を送る

私は郵便局のサービスを使って荷物を送りました。渡航約1週前に第1便を、渡航直前に第2便を送りましたが、いずれもトラブルや間違えやすい項目に引っ掛かりました。

入国後から開始までの宿泊先確保

Trip.comのプラットフォームで一番安価だった男女共同のホステルをしました。市街地にあり、オープンスペースは1日中空いていたので何かと便利でした。改めてご紹介する予定です。

留学保険への加入

戸籍謄本の取得

セキュリテ・ソシアル(公的社会保険)の加入手続きに必要な出生証明を郵送で申請する場合、原本を取得する必要があります。

国民年金の任意加入

海外転出届を提出すると、国民年金の納付は任意となります。これによって負担は減りますが、その代わり将来入ってくる年金が減るほか、障害年金などもらえなくなります。

マイナンバーカードの海外有効化

この手続きを行うと、マイナンバーカードに転居日が印字されます。

国外運転免許証の取得

海外で車を運転する予定がある場合は必須です。

私も取得しようと思いましたが、特にフランスは車のシェアサービスが発達しているのでそれらを活用しようと思います。

日本の携帯キャリア解約・一時休止

海外にいる間に日本のキャリアを使わない場合、余計な負担になってしまうため、解約した方が良いでしょう。ただし電話番号が使えなくなるので、支障がある人はより安価なキャリアに乗り換えるのも良いかもしれません。

VPN契約

海外でインターネットを利用する場合、セキュリティの関係で日本のオンラインコンテンツへのアクセスが制限される場合があります。オンラインバンキングサービスの利用のほか、YouTubeやネットフリックスなどの動画を視聴する場合、VPNサービスの利用を強くお勧めします。

私は渡航直後は公共Wi-fiを使う可能性があったため(実際にかなり利用しました)、1カ月だけNord VPNを利用しました。

納税管理人の指定

確定申告が必要な場合で一時帰国して自分で確定申告ができない場合、事前の指定が必要です。

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